私も一応、携帯電話は所有しておりますが、電源は入れておりません。あんなもの邪魔で仕方がないからです(普段はカバンに入れたままです)。
よく、「仕事で電話がかかってくるのではないですか?」と言われるのですが、普段はほとんど会社に居りますし、急を要する仕事なんて、それほどやった記憶はありません(人と待ち合わせをする場合には仕方なく電源を入れております)。
どうして、こんなに携帯電話が嫌いなのか分かりませんが、携帯電話を使っている人を見るとバカに見えて仕方がないのです。「ケ-タイを持ったサル」という本を読んだことがありますが、私と同じように感じている人もいるのだなあと、妙に安心したりしました。
ところで私の娘は現在、中学2年ですが、ご多分に漏れず携帯電話キチガイです。どういう人とメールをしているのかよく知りませんが、私から見ると一日中ケイタイを握りしめています。
メールというのは交互に交信するためキリがないのです。こちらが送信すると先方が返信するといったことを繰り返すのでエンドレスになるのでしょう。試験期間中なんか答えをメールで相互に教えあったりしているためサッパリ勉強がはかどりません。
これを見かねた私は結果責任を追及することにしました。要するに成績が悪かったら携帯電話を取り上げるということです。具体的には偏差値がある一定点を下回ったら取り上げるということを実行しようとしたのですが、成績が何時返ってくるのか分かりづらいという問題が生じたのです。
息子たちが通っている日能研(ニチノウケン)というところは翌日には成績がホームページで発表されます。例えば、日曜日に試験があったら翌日の月曜には日能研のホームページで発表されるのです。
日能研というところは一学年だけで一万数千人が受験するにもかかわらず、このようにスピーディーなのです。また過去の試験結果も確認できますので非常に重宝しております。
ところが娘が通っている塾は何時発表があったのか分からないほど遅いのです(大手ですよ)。また、日能研のようにホームページで確認もできませんので、ついついいい加減になってしまいます。
そこで第二の手段として、使用する時間に制限を設けたのです。基本的には午後10時から11時までとしました。これによりメール相手もその時間しかメールを見てもらえないので、使用しないようになるのです。このやり方はお互いにとって良いことではないかと考えています。
この方法について、ある社員に話したところ、私の場合はそれではうまく行かないというのです。その理由は、そんなことをしたら友達からツマハジキにされてしまうらしいのです。そういうこともあるのかとは思ったのですが、私の娘の場合はその点については全く問題ありませんので(ボス気取りです)、当分はこのやり方を続けて行くつもりです。
ところが今朝、彼女が携帯電話の着歌を聴きながら期末試験の勉強をしているところを見つけたのです。早速注意したのですが、特に反論もなく勉強を続けてくれたのでホッとしているところです。子供の躾は本当に気が休まりません。
2006-09-10 14:58:10