今日、原状回復工事が終了したという連絡があったので、以前の事務所に行ってきました。
ご存知かどうか分かりませんが、ある程度の規模の事務所の場合、入居者負担で原状回復する必要があるのです。
原状回復というと一般的には壊した箇所とか、かなり汚した箇所を修理すればOKのような気がしますが、貸事務所の場合には全てを新品に取り替える必要があるのです。
天井については通常、塗り替えるだけで良いのですが、壁についてはクロスを全て張り替える必要がありますし、床に敷いているタイルカーペットも全て張り替える必要があるのです。
またカーテンとかエアコンの掃除も全て入居者負担で行なう必要がありますので、オーナー負担はゼロ。
何となくオカシイと思いませんか? 特に今回のケースでは壁とか天井はそれほど汚れていないにもかかわらず(社内は禁煙です)、全て新しくしなければなりませんでした(契約書にも原状回復義務のことは書いているのですが、具体的な方法については何ら触れていません)。
これがアパートとか賃貸マンションであれば入居者負担は半分にもなりませんし、そもそも工事費自体がそれほどかかりません(汚れていない箇所は修繕しません)。
こうした慣例に対して過去に裁判等で争われたケースがあるのか否か、いろいろ調べたのですが、どうも無さそうなのです。どうなっているのでしょうか? よく分かりません。
ところで、これから使用することになる事務所であればコストをかけてもそれなりに納得いくのですが、原状回復工事については当然ながらほとんど興味がないわけです。
したがって、できるだけコストを抑えたいわけですが、今回お願いした業者の方は非常に低コストで、かつキチンとやっていただきました。
インターネットで見つけたのですが、皆様方の中に関係する方がいらっしゃればと思い、ご紹介しておきます。
<私のお願いしたリフォーム業者>
株式会社エヌ・シイ・ケイ
東京都台東区下谷1-13-5
電話 03-3842-9407
ホームページで検索すると概要が分かります。なお、事務所の一般的な原状回復工事費は坪当たり３万円ほどのようですが、この業者の場合には30%ぐらいは安いと思います。
仕事もほぼ完璧ですから、自信を持ってご紹介させていただきます(因みに紹介料は一切もらっておりませんのでご心配なく!)。
「良い仕事を低コストでやる」というのはこれからの時代、非常に大切なことです。知らないことをいいことに相手につけ込もうとする方が非常に多いので皆様方も十分お気を付け下さい。
なお、私のコンサル料についても値切ってくる方がたまにいらっしゃいますが、値切られるとヤル気がガタ落ちになります。まるで中学受験をしている我が子の偏差値みたいです。チョット気を許すとオチル、オチル!
どうやればリスクが少なくて手取り収入がアップするかといったことを必死で考えるのが私の仕事ですが、値切られると頭の回転が一瞬にしてストップしてしまいます。
原状回復工事のように、その仕事を完璧にこなせば終わりではないのです。必死で考えれば素晴らしいアイデアがドンドン湧いてくるというのは事実なのです。
まあそういうわけで、今後とも宜しくお願いいたします。サシミが異常に好きなテツより。
2009-10-29 19:24:59
