昨日、会計事務所向けのセミナーに行ってきたのですが、その会計事務所では中高年を中心に採用しているそうです。
その理由は中高年の場合、若い人と比較してコミュニケーション能力があるからだそうです。コミュニケーション能力というと難しく感じますが、要するにお客様である顧問先の会社の社長とか経理の人と普通のことを普通に話せるかどうかということです。
お客様のところに行ってまともに話せないのでは、お客様はイヤになります。その点、中高年の人は様々な企業で長年にわたって汗水をかいてきたわけですから、それなりの対応ができるというわけです。
だからといって中高年であれば全ての人が良いわけではありません。それなりにクセがある人が多いので採用に当たっては人物をよく観察するそうです。
ただし、50歳を過ぎると求人が極めて少なくなるので、人材の宝庫であることに変わりはありません。
ところで入社10ヶ月目で元百貨店販売員の人が入社の動機とか現在の状況について話していたのですが、会計事務所というのは若い女性に人気のある業種だそうです。
百貨店には当然ながら若い女性の販売員が多いのですが、たまに古巣に帰ったとき、それらの女性達からカッコイイと言われるそうなのです。
会計事務所に勤めていること自体がカッコイイのだそうです。そんなことを言われると私としても嬉しいのですが、私の事務所はどうなのでしょうか? 一度社員に聞いてみたいものです。
ところで私の事務所の社員の平均年齢は約46歳です(ちなみに私の年齢は6月で53歳)。中高年の雇用改善に大いに貢献しています。
そこで休み時間の会話で一番多いのが余命いくら。私の場合、90歳まで生きるとして残り37年です。とっくの昔に人生の折り返し点を過ぎています。でも毎日充実していますので、そんなに悲壮感はありません。生きているってスバラシイ。なんのこっちゃ。