東京の場合、本命中学の試験日は2月1日が多いのですが、私の長男も2月1日が本命中学の試験日ですから、もう1週間もありません。
中学受験というのは高校受験とか大学受験とは異なり、どうしても親のサポートが必要になります。したがって、我が家もそれなりに応援してきたのですが、その試験日が1週間後に迫ってきたというわけです。
ところで本命にしている中学は最初はほとんど眼中にありませんでした。その大きな理由は東大合格者が年々減ってきているからです。
ところがある日、過去問を手にしてから一変、非常に興味がわいてきたのです。何しろ国語なんか選択肢の問題とか穴埋めの問題はゼロ、全てが記述式なのです。それも文字数に制限がないのです。
以前、私の子供は国語が苦手で苦労していると書いたことがありますが、これならどうにかなるのではないかと俄然やる気になって来たわけです。
また算数なんか問題が手書きなのです。信じられますか? 当然ながら答えだけでなく計算過程を延々と書くようになっています。社会とか理科もほとんどが記述式。今どきこんな学校があるのですね。頑固一徹です。
それはともかく、この中学は校長が変わり大学受験にも少し力を入れていくということを学校説明会で言われたことが原因でしょうか、非常に人気が出たようで、今年は受験者が大幅に増えてしまいました。私の家内なんか真っ青です。
いずれにしてもあと1週間もありません。最後の追い込みをしなければなりませんが、先日行きつけの床屋の人に帰りぎわ言われました。「あまりプレッシャーを掛けないように!」 私の性格は既に見透かされているようです。