不動産投資は新築か中古か?

最近、不動産投資をするサラリーマンの人が増えております。
その多くは将来の私的年金とするためですが、ここにきて投資利回りが相当落ちてきました。
利回りが低くなるということは物件価格が高くなることを意味します。
投資する人が増えるということは需要が増えるということですから、当然ながら価格は高くなります。このことは経済学を勉強しなくても分かる理屈です。
ところで私は以前書いた本の中で、利回りの良い物件であればそれほど躊躇することなく購入することをお勧めしておりました。
その理由は利回りの良い物件の場合、キャッシュフローが格段に良くなるからです。面白いほどの収入になります。
ところが最近の物件情報を見ると、グッと来るものはほとんどありません。
利回りが良いなあと思うと、借地だったり、環境が悪かったり、物件自体のセンスが悪かったりします。
そこで私は考えました。利回りのそれほど良くない中古の物件を購入する位だったら、若干利回りは悪くなっても新築のほうが良いのではないかということです。
中古と新築の大きな違いは耐用年数にあります。
当然ながら新築のほうが長いのですが、両者の利回りにそれほどの違いがないのであれば当然ながら新築に軍配が上がるわけです。
それではどの程度の違いであれば新築が良いかということですが、これについてはそう単純にはいきません。一口に中古物件といっても築年数はそれぞれ違ますし、物件のグレードもかなり違うからです。
また、中古と新築の利回りにそれほどの違いがないからといって、単純に新築物件に投資すれば良いということでもありません。
例えば、中古物件の利回りが5%で新築物件の利回りが4%の場合、皆様方は投資されますか? 恐らく投資しないと思います。しかしながら、最近のリートとかファンドではこのような利回りのものでも投資するようになったのです。
その理由はキャピタルゲインにあります。彼らは投資した物件をそのまま所有することはありません。リフォームして転売するのです。
そうして15%程度の利回りを獲得するのです。
われわれ個人が投資するのはあくまで副収入とか将来の私的年金にあります。
この目的を間違えて利回りの水準を判断すると、とんでもない結果になってしまいます。気をつけたいものです。
それではいくら位の利回りだったら良いの?  この質問については結論がまだ出ておりません。今年中には私なりの考えを明確にしたいと思います。

平日は朝晩とも外で食べています。

私は1月ほど前より、昼食だけでなく、朝食も夕食も全て外で食べています。
付き合いで夕食を外で食べるのは別に不思議ではありませんが、私の場合、ほとんど1人で食べているのです。
キッカケはちょっとした夫婦喧嘩ですが、外で食事をするとなると、その都度お店を探さなければなりません。
ご承知のとおり、池袋には飲み屋はいっぱいありますが、中年のオッサンが1人で食事をするところは意外と少ないのです。
それでも行きつけの店をいくつか見つけたのですが、そこへ行くと私と同じような哀れな感じの中年であふれています。
それぞれが相手のことを哀れみがっているようで、なんとなく人生の悲哀を感じてしまいます。
それでもせっかくの機会ですから、もう少し続けるつもりです。環境が変われば人間いろいろなことを考えます。
何も考えないでボーとして生きるより、アレヤコレヤ考えながら生きていくほうがよっぽど楽しいものです。
皆様方も一度チャレンジされてはいかが・・・。